きらら通信
親知らずが引き起こすトラブルとリスク
2024年11月15日
こんにちは。
カスミ柏たなか敷地内の歯医者、きらら歯科柏本院です。
今回は、親知らずが引き起こす典型的なトラブルやリスクについてお話ししていきます。
親知らず(第三大臼歯)は、10代後半から20代前半に生えてくる一番奥の歯です。4本すべて生える人もいれば、1本も生えてこない人もいるなどさまざまなパターンがあります。生えてきた場合はトラブルのもとになることが多いため、注意が必要です。よくあるトラブルやリスク、そして日常でできるケア方法について知っておきましょう。
親知らずが引き起こすトラブル
・痛みや炎症
親知らずが生えてくる過程で、歯ぐきが腫れたり痛みを伴うことがあります。特に、部分的にしか出てこない「半埋伏歯」の場合、歯ぐきに覆われた部分に細菌がたまり、炎症や感染が起こりやすくなります。
・隣の歯を押す
親知らずが斜めに生えている場合、隣の歯を押すことがあります。
・埋伏歯
親知らずが完全に埋まったまま出てこない「埋伏歯」の場合、歯ぐきの中で異常な位置にあるため、定期的にチェックが必要です。
親知らずのトラブルを放置するリスク
・むし歯になる
親知らずは奥に位置しているため歯磨きが難しく、また隣の歯との間に食べ物が詰まりやすいため、むし歯になるリスクが高まります。
・歯並びが変化する
親知らずが隣の歯を押し続けると、歯列全体の並びが崩れる可能性があります。
・歯周病のリスクが高まる
親知らず周辺は磨きにくいためプラークが溜まりやすく、歯周病のリスクも高まります。
まとめ
親知らずのトラブルやリスクを予防するためにも、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、丁寧に磨くことが大切です。痛みや腫れがあれば早めに相談しましょう。