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きらら通信

口唇炎とは?原因と治療法、予防まで徹底解説!

2025年03月14日

こんにちは。
カスミ柏たなか敷地内の歯医者、きらら歯科柏本院です。

今回は、口唇炎の原因や治療法、予防方法についてお話ししていきます。

口唇炎とは、唇が炎症を起こして荒れてしまう状態のことです。この症状は乾燥を伴うことが多く、ひび割れや出血が起きて痛みを伴うこともあります。見た目の問題だけでなく、食事や会話など日常生活に支障をきたす場合もあるため、早めの対策が必要です。

口唇炎の原因

口唇炎の原因にはさまざまなものがあります。以下が主な要因です。

・食べ物の刺激

辛いものや酸っぱいものなど刺激の強い食品を摂取すると、唇にダメージを与えることがあります。これにより炎症が起きやすくなるため、食べ物には注意が必要です。

・唇を舐める習慣

唇を頻繁に舐めると一時的に潤ったように感じますが、唾液が蒸発するときに唇の水分も奪われて乾燥が悪化します。その結果、炎症を引き起こすことがあります。

・入れ歯の摩擦

入れ歯が唇や口の内側にこすれることで、炎症が発生します。特に、入れ歯が適切にフィットしていない場合にこの問題が起きやすくなります。

・化粧品や口紅

使用している製品が肌に合わない場合、接触性口唇炎を引き起こします。また、成分によっては刺激が強すぎる場合があるため、敏感肌の方は成分表示を確認しましょう。

口唇炎の種類

口唇炎には以下のような種類があります。

・接触性口唇炎

化粧品や金属、食品など特定の物質が唇に接触することで発症します。原因物質の特定が重要です。

・アトピー性口唇炎

アトピー性皮膚炎の一症状として現れることがあります。乾燥だけでなく、かゆみが強いことが特徴です。

・剥離性口唇炎

唇の表面が剥がれ落ちるタイプの炎症で、ひび割れが起きやすい状態です。

・光線性口唇炎

紫外線が原因となる口唇炎で、特に日差しが強い季節に注意が必要です。

・肉芽腫性口唇炎

慢性的な炎症が続き、唇が腫れることがあります。治療には時間がかかることもあります。

口唇炎の治療法

口唇炎の治療は、歯科、口腔外科、皮膚科で行われます。保湿を徹底し、原因物質や紫外線を避けることが基本です。また、症状が重い場合はステロイド薬が用いられることもあります。

乾燥を防ぐためには、冬場には室内を加湿し、適度にリップクリームを使用しましょう。ただし、リップクリームを頻繁に塗りすぎると摩擦で逆効果になる場合があるため注意が必要です。さらに、ビタミンB群を多く含む食品を摂取し、規則正しい生活を送ることも大切です。

口唇炎の予防方法

口唇炎を予防するためには、まず原因を特定することが重要です。皮膚科や歯科医院で診断を受けましょう。また、唇や口の中を清潔に保つことも効果的です。定期的に歯科でクリーニングを受けることで、唇への負担を軽減することができます。加えて、外出時にはUVカット効果のあるリップクリームを使うことで紫外線対策も行いましょう。