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きらら通信

夏のお口トラブルを防ぐ!脱水と唾液の深い関係とは?

2025年09月12日

こんにちは。
カスミ柏たなか敷地内の歯医者、きらら歯科柏本院です。

今回は、夏に気をつけたい「口腔内の乾燥」と「脱水」の関係についてお話しします。実は、夏の暑さが私たちの歯や口の健康に影響していることをご存知でしょうか? 汗をかきやすい季節だからこそ、体の水分は失われやすく、気づかないうちに軽い脱水状態に陥っていることもあります。

脱水で唾液が減ると、こんなトラブルが!

脱水によって唾液の分泌が減少すると、口腔内は乾燥しやすくなります。その結果、以下のような不快な症状やリスクが現れることがあります。

• 飲み込みにくい
• しゃべりづらい
• 口臭が気になる
• むし歯や歯周病のリスクが高まる
• 食べ物の味がわかりにくくなる

唾液には、口の中を潤すだけでなく、むし歯や歯周病を防ぐ自浄作用、細菌の繁殖を抑える抗菌作用、食べ物を飲み込みやすくする潤滑作用など、多くの重要な役割があります。つまり、唾液がしっかり分泌されていることは、お口の健康を守る第一歩なのです。

どうすれば防げる?夏の口腔乾燥対策4つのポイント

口の乾燥を予防するためには、以下の4つの習慣が効果的です。

・こまめな水分補給を意識する
一気に大量に飲むのではなく、少量を数回に分けてゆっくりと飲むことが大切です。水や麦茶など、糖分の少ない飲み物が適しています。甘いジュースやスポーツドリンクは控えめにしましょう。

・よく噛んで唾液の分泌を促す
食事のときはしっかり噛んで食べることを意識しましょう。噛むことで唾液腺が刺激され、唾液の分泌量が増えます。間食にはガムやスルメなど、自然に噛む回数が増える食品を取り入れるのもおすすめです。

・舌や頬の筋肉を積極的に動かす
おしゃべりや歌うことも、唾液の分泌を促します。舌や頬を動かす簡単な体操を取り入れると、口の中が潤いやすくなります。

・保湿ケアでお口の潤いをキープ
市販の保湿ジェルやスプレーを使うのも効果的です。特に就寝前に口の中を保湿しておくと、寝ている間の乾燥を防ぐことができます。

まとめ

口腔乾燥を放っておくと、むし歯や歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎などのリスクにもつながります。「最近、口が乾きやすい」「飲み込みづらい」などの小さなサインを見逃さず、早めに歯科医院に相談することが大切です。夏の健康管理は、お口の中から始めましょう。