きらら通信
思春期こそ、むし歯や歯肉炎予防のチャンス!
2025年09月25日
こんにちは。
カスミ柏たなか敷地内の歯医者、きらら歯科柏本院です。
今回は、思春期のお口の健康を守るポイントについてお話ししていきます。
思春期は、体の成長だけでなく、日常生活や習慣も大きく変化する時期です。その中で「お口の健康」も見逃せません。歯みがきの習慣が不十分だったり、間食や外食の機会が増えることで、むし歯や歯肉炎のリスクが高まる時期でもあります。
自分で行う歯みがきは、思春期の大切な習慣
小学生の頃は、保護者による仕上げ磨きを受けていた方も多いと思いますが、中学生や高校生になると、自分で毎日のケアをきちんと行う必要が出てきます。この時期に正しい歯みがき習慣が定着しないと、うまく磨けないまま歯に汚れがたまり、むし歯の原因になりやすくなります。
間食や外食が増え、むし歯リスクが高まります
友達とのカフェやコンビニの利用、外食の機会が増えるのも思春期の特徴です。しかし、その後の歯みがきを怠ってしまうと、口の中に残った食べかすがプラーク(歯垢)を増やし、むし歯や歯肉炎の進行につながってしまいます。
歯ぐきからの出血を見過ごしていませんか?
歯みがき中に出血があると、「磨き方が強すぎたかな?」と軽く考えてしまうかもしれません。でも、それは歯肉炎のサインである可能性があります。炎症を放っておくと歯ぐきが腫れやすくなり、汚れがたまりやすくなります。さらに、細菌が広がり、症状が悪化することもあるため、注意が必要です。
スポーツドリンクの飲みすぎにも注意
運動のあとに飲むことの多いスポーツドリンク。実は、酸や糖分を多く含んでいるものもあり、歯を溶かす酸しょく症や、むし歯の原因になることがあります。飲んだ後には水で口をすすぐ、または歯みがきをするなどの対策が効果的です。
今日からできる予防習慣を始めましょう
寝る前の「歯みがき+フッ素洗口」は、むし歯菌や歯周病菌の数を減らすために効果的です。毎日のセルフケアに加え、歯科医院での定期的なクリーニングや検診を受けることで、むし歯や歯肉炎のリスクをしっかりとコントロールすることができます。
まとめ
思春期は、自立に向けて自分自身の健康を管理するステップでもあります。ご家庭でもこの大切な時期を予防のチャンスと捉え、お子さまのお口の健康を一緒に守っていきましょう!