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きらら通信

食欲の秋に注意!間食とむし歯の意外な関係

2025年10月15日

こんにちは。
カスミ柏たなか敷地内の歯医者、きらら歯科柏本院です。

今回は、食欲の秋と間食、そしてむし歯の関係についてお話ししていきます。秋は旬の果物や焼き芋、栗をはじめ、魅力的なおやつが数多く出回る季節です。気づけば間食の回数や時間が増えている方も多いのではないでしょうか。しかし、その「食べ方」次第でお口の健康に大きな影響を及ぼすことがあります。

むし歯ができる仕組み

むし歯は、歯の表面に付着した糖分を栄養源にむし歯菌が酸を生み出し、その酸がエナメル質を溶かしてしまうことから始まります。この現象を「脱灰(だっかい)」と呼びます。一方で、唾液には酸で溶け出した歯を修復する「再石灰化」の働きがあります。つまり、むし歯になるかどうかは脱灰と再石灰化のバランスで決まります。

間食がリスクを高める理由

このバランスを乱してしまうのが、だらだら食べや糖分を含む飲み物の常飲です。例えば、

• アメやチョコを長時間舐め続ける
• 甘いコーヒーやジュースを少しずつ時間をかけて飲む

このような習慣は口の中を長く酸性状態に保ってしまい、唾液の修復機能が追いつかなくなります。その結果、むし歯のリスクが一気に高まるのです。さらに、酸にさらされる時間が長いと、エナメル質だけでなく象牙質にまで影響が及ぶ場合もあります。むし歯は痛みが出る頃には進行しているケースが多く、治療が必要になるため、日頃の食べ方がとても大切なのです。

秋の間食におすすめの食材

秋は美味しい食材が豊富です。間食を工夫すれば、むし歯のリスクを抑えながら楽しむことができます。例えば、ナッツやチーズは糖分が少なく、噛むことで唾液の分泌も促されます。また、旬の果物も間食にぴったりですが、食べる時間をまとめて摂ることが大切です。さらに、水やお茶と一緒にいただくことでお口の中を洗い流し、酸性環境をリセットする効果も期待できます。

まとめ

秋の味覚は魅力的ですが、間食の仕方次第でむし歯のリスクが高まることを忘れてはいけません。だらだら食べを避け、食べる時間を意識することが、お口の健康を守る大切なポイントです。食欲の秋を楽しみながらも、歯の健康を考えた間食の工夫を取り入れてみましょう。