きらら通信
免疫力を守る!毎日の口腔ケアで健康を支える方法
2025年11月25日
こんにちは。
カスミ柏たなか敷地内の歯医者、きらら歯科柏本院です。
今回は、毎日の口腔ケアで免疫を守る方法についてお話ししていきます。近年、健康を保つうえで「免疫力」が注目されています。特に季節の変わり目や体調を崩しやすい時期は、免疫力が低下し、感染症にかかるリスクが高まります。その免疫力を維持するためには、全身の健康管理に加えて「お口の清潔」が大きな役割を果たしています。口腔内は細菌やウイルスの入り口であり、ここをきれいに保つことが免疫を支える第一歩となるのです。
食後の歯磨きで細菌の増殖を防ぐ
まず基本となるのは、食後の歯磨きです。食事の後には必ず歯垢がつきますが、歯垢は細菌の温床であり、放置するとむし歯や歯周病だけでなく全身の健康にも影響を及ぼします。歯磨きによって歯垢を取り除くことは、細菌の栄養源を断ち、その増殖を防ぐうえで非常に重要です。
就寝前の丁寧な歯磨きがカギ
特に意識していただきたいのが、就寝前の歯磨きです。夜は唾液の分泌が減少するため、細菌が繁殖しやすくなります。そのため、寝る前にしっかり磨いておくことが、むし歯や歯周病を防ぐためのカギとなります。眠っている間に細菌が活動するのを抑えるためにも、就寝前の丁寧なケアを習慣にしましょう。
歯間ブラシやフロスで届かない部分を清掃
さらに、歯ブラシだけでは不十分な部分のケアも欠かせません。歯と歯の間には歯ブラシが届きにくく、磨き残しができやすい場所です。ここに歯垢がたまると、歯周病やむし歯の大きな原因になります。歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、歯と歯の間の汚れをしっかり除去でき、より清潔な口腔環境を保つことができます。
うがいで感染リスクを減らす
また、外出から帰ったあとや食後には、うがいも有効です。うがいをすることで、口腔内に入り込んだ細菌やウイルスを洗い流し、感染症のリスクを減らすことができます。歯磨きのタイミングがとれないときでも、うがいを習慣化することで、ある程度の予防効果が期待できます。
季節の変わり目や乾燥期は特に注意
特に意識していただきたいのは、季節の変わり目や空気が乾燥する時期です。免疫力が下がりやすいこのような時期は、口腔内の環境を整えることで、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に大いに役立ちます。乾燥によって唾液が減少すると、口腔内の自浄作用も弱まるため、日頃からこまめにケアすることが大切です。
まとめ
このように、免疫力を守るためには毎日の口腔ケアが欠かせません。食後の歯磨きや就寝前の徹底的なケア、歯間清掃やうがいの習慣化は、むし歯や歯周病の予防だけでなく、全身の健康を守ることにつながります。ぜひ、今日から意識して取り入れてみましょう。

